月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「あの…響さん」


「ん…どうしたのルナ?」


私が名前を呼べば、優しく返してはくれるけど
抱き締める腕は一向に離れる気配がない。


「…最近何かありました?」


「え?」


「いえ…その、最近よく抱き締められるので
何か不安な事でもあるのかなと…」


私がそう言うと、響さんは少し黙った後

「何もないよ。ただ、ルナに甘えたいだけ」

そう言って後ろから抱き締められた状態で
頬に軽くキスを落とされた。