月の雫 ~愛してくれる貴方へ~


「ごめんなさい。
響さんに私も何かプレゼントしたくて…」


「…ルナの編んでくれたマフラーは毎日付けるし凄く嬉しいけど、啓と2人きりであんまり話さないで欲しい」


…響さんの表情は少しだけ不安そうで
やっぱり私まで辻川さんに心が動くのではと
無意識に心配しているように見えた。


「…辻川さんは優しい方ですけど、私がこんなにもドキドキして大好きなのは響さんだけですよ」


私が響さんの目を見て言えば

「ルナ、もっと俺を好きって言って」

響さんは私の額や頬にキスをしながら
甘えるように言ってきて…


「…響さん、大好きです」


私が少し恥ずかしくなりながらもそう言えば


「俺もルナが大好きだよ。
これから先ずっとルナしか考えられないからね。よそ見したら監禁するから」


どこか真剣な声色でそんな物騒な事を言った。