月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



身体に触れてもいいかなんて
そんな事を聞かれたのは初めてで…


「…私も触れられたいですけど、
響さんはその…どこまでしたいですか?」


「…逆にどこまでしていい?」


響さんはいつものように私の背中を擦りながらも、その手付きが今日は何だか厭らしく…

背筋を指でなぞるように触れながら
私の頬にキスをして聞いてくる。


「響さん、何かありましたか?
何だかいつもと雰囲気が…」


今までは寝る前にその場の雰囲気で
甘い事をする事はあったけど…


帰ってきて早々に事前にこんな事を言われるのは初めてで私がドキドキしていれば


「…今日はルナと過ごす初めてのクリスマスだからね。ルナが俺の為に手料理を作ってくれたのも嬉しいし…いつもは着物なのに今日はスウエットだから無防備で可愛いし…」


響さんは私の格好を見つめながら言った。