月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



時刻は夜の19時を回り…。

私は、厨房に立っていた。


いつもは柚月さんしか使わない厨房だけど…
今日はクリスマス。


私は響さんに手料理を振る舞いたいと思い
昼間はいつもより長く身体を休め
夕方から料理を作り始めていた。


実家でも組の行事がある度に
料理は作っていたけど…

こうして自主的に1人の為に作るのは初めてで
緊急しているけど…


クリスマスくらいは
いつもお世話になっている響さんに
何かしてあげたいと思うし…

柚月さんにも今日は早めに帰って貰って
辻川さんとの時間を楽しむように伝えれば

柚月さんは恥ずかしそうに頬を赤らめながら
少し戸惑ってはいたけど…

最後は可愛く頷いて
いつもより早く帰って行った。