月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「…ルナ、好きだよ」


「私も好きですよ」


「絶対に俺より先に死なないでね」


「フフッ、それは分からないですね。
響さんも命懸けの仕事をしてますし、私も病弱なのでいつどうなるか分かりませんよ…」


「…ルナが死んだら俺も死ぬから」


響さんはそんな事を言い
私をぎゅうぎゅう抱き締める。


「柏木組のトップが
そんな事を言ってはいけませんよ。
私ももう無理しませんし
頑張って長生きしますから」


私がクスクス笑いながら響さんの頭を撫でれば

「…ルナ、好きだよ」

そう言いながら眠りに付いた響さん。