月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「ルナ、顔見せて」


響さんは足を撫でる手を止め
私の頬を撫でながら優しく言ってきた。


「…ダメです」

「何で?」

「…今凄く恥ずかしい顔してますから」


身体を触られ身体全体も熱く…
呼吸が乱れた自分の女の顔を
響さんに見せるのが恥ずかしい…。


私がずっと響さんに抱き着いていれば


「じゃあ布団捲ろうかな?
そしたら俺がさっきまで触ってた
ルナの乱れた浴衣の隙間から色々見えちゃうけどいい?」


響さんのそんな声が頭上から聞こえ

「だ、ダメです!」

私が思わず顔を見れば
バチッと視線が交じ合った。