私がそう言えば
響さんは私の頭を抱えながら
またきつく抱き締め…
「ルナ、本当にごめんね」
響さんはなぜか謝ってきた。
「どうして謝るのですか?」
「…いや、だって佐原は幼馴染みとはいえ
俺が他の女性の事でこんな風に取り乱すのは
嫌でしょ。しかも体調が完全に回復してないルナに相談して…」
「もう柚月さんの事で嫉妬しませんよ。
響さんにとって大切な幼馴染みですし
私にとっても大切な…友達のような存在ですから」
響さんを安心させる為に
いつも私が響さんがしてくれているように
背中を擦ってあげていれば
「…嫉妬されないのも何か複雑だけどね」
響さんは
少し不貞腐れたような声を出しながらも
「でも…ルナの言う通りだね。
今度佐原が元気に出勤してきたら
ちゃんと今の気持ちを聞いてみるよ。
ルナ…本当にありがとう」
私を抱き締めながら
安心したように頭を撫でてくれた。



