「えっ?背中って…」
「俺の背中全体には柏木組の証のタトゥーが入ってるから。ルナはまだ見た事ないよね?」
「…そ、それはそうですけど、」
すると突然響さんは私の身体を離し
布団の上で起き上がると急に帯を緩め始め…
「響さん、ど、どうしたんですか!?」
私も焦って起き上がれば
響さんは浴衣の上だけを脱ぎ
逞しい胸板が突然目の前に現れ
…顔が真っ赤になった感覚がした。
弟達の裸も見た事あるのに
響さんの裸を見ると比べものにならない位
凄く逞しいし、カッコよくてドキドキが止まらない。
「ルナ、大丈夫?」
響さんは上半身裸のまま近付いてくるが
私はパニックになり
「ひ、響さん、背中を見るだけですよね!?
そんなカッコいいお身体で近付いて来られたら私心臓がおかしくなります!!」
そう言って後退りしていれば
「…ルナの反応めちゃくちゃ可愛いね。
何かもっと意地悪したくなるけど…
とりあえず背中見てよ」
響さんは私に背を向けると
…背中の真ん中には虎が描かれていて
その周りには桜の花びらが散りばめられて
描かれていた。



