月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「…あぁ」


深い眠りの中…


「…そうか、良かった」


優しい声が聞こえてきて…
私がゆっくりと瞼を開けば


「ルナも熱が下がってきたから大丈夫だ。
お前は佐原の傍にいてやれ。仕事の方は何とかするから」


響さんは私が起きたのが分かり
熱がないかを確認するかのように
額や頬に手を当てると


「佐原にもしっかり元気になってから出勤するように伝えろ。組長には俺から注意しといたからもうあんな事はしてこないだろ」


私に微笑みながらそう言い


「ルナも佐原を心配してるよ。そう伝えとけ」


電話を切った。