月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「…響さんも身体が冷えてますよ。
一緒に布団に入りませんか?」


響さんへの愛しい想いが募り
泣きそうになりながらも私が微笑んでいれば


「…俺はいいよ。
布団に一緒に入れば窮屈になるし
ルナがしんどくなるから」


響さんはいつだって
私を想ってくれる言葉を掛けてくれる。


「私が響さんと寝たいんですよ。
それでもダメですか…?」

「…ルナ、かなり拷問に近い事言うね。
熱があって手出し出来ないの分かってる癖に…
俺の理性試してるの?」

「手出ししても良いですから…」


私が起き上がって響さんに抱き着けば


「…ルナ、本当に可愛い事しないで。
熱が高くて正気じゃなくなってるよ。
…俺の奥さんは困ったお姫様だね」


響さんは私の背中を擦りながらも
抱き締め返してくれて
安心した私が徐々にうとうとし始めれば


「ルナ、愛してるよ」


そう言われ、
額にキスを落とされる感覚がした所で
眠りに付いた。