月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「…響さんは本当に心配性ですね。
私、熱が高いくらいで、今日はそこまで体調がひどい状態ではありませんよ…本当に安心して下さい」


私が笑って手を握り返せば


「…ルナ、これ以上本当に無理しないで。
自分の体調の事だけ考えてくれたらそれで良いのに…どうしてそんなに人の事まで考えて無理するの」


響さんは手を繋いでいない方の手で
哀しそうに頬を擦ってきた。