…ここに来る前も元々身体がキツかった私は
すぐに息が乱れてしまい
柚月さんに暴れられて胸を押されれば
身体が倒れてしまいそうにもなるが
今は柚月さんをどうしても離したくはない。
柚月さんをどうにか安心させたい。
その思いだけで抱き締める腕を強め
「柚月さん、ここにはもう柚月さんを犯す人はいません。柚月さんは幼馴染みの"啓君"や"響さん"に守られているでしょう?
ちゃんと思い出してしっかりしなさい。
貴女にはたった1人の
守るべき弟もいるのですからね」
私が柚月さんと顔をしっかりと見合せ
強い口調で言い放てば
柚月さんは私を見て目を見開き
ドンッと身体を後ろに押されたかと思えば
「…あ、ごめ、る、月様、」
動揺しながらも、
やっと私の名前を呼んでくれた。



