月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



私は川添さんの手を自然と離し
ゆっくりと柚月さんの傍に屈みながら


「柚月さん」


優しく名前を呼べば、
柚月さんはビクッと身体を反応させながら
うつ向かせていた顔をゆっくりと上げた。