月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「…響さんは私を抱けなくても
辛くないですか?その…性欲が意地悪だともお聞きしましたし…」


「…ルナ、佐原と風呂場でどんな話したの?
そのせいでルナの感情が不安定になってるなら
いくら佐原にでも俺は怒るよ?」


「いえ…!柚月さんは何も悪くありません。
ただ私が柚月さんに過去に響さんとどんな行為をしたのか聞いて、勝手に焦っただけです…」


「ルナは焦る必要ないよ?
行為の仕方は相手によって変えるし…
今後はずっとルナしか抱かないから。
ルナが少しずつ心を許してくれる今が
俺はかなり興奮してるけど…」


響さんは私にずっと優しくしてくれるけど
私も頑張りたいし、少しは満足させたい…。


「…響さん、もう少しだけ触れて下さい」


私が顔を赤くしながら何とか懇願すれば

響さんは少し黙りながらも
浴衣の胸元の裾に片手をゆっくり忍ばせると
私の心臓あたりに手を当ててきた。