月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

…柚月さんは心に深い傷を抱えている。

響さんと辻川さんは
柚月さんの抱えている事を
知っているのだろうけど…


まだ会って間もない私に
心の傷は見せられないのは当然だし
柚月さん本人から私を頼ってきた時は
本当に力になりたい。


「…柚月さん、何かありましたら
私で良ければいつでも力になりますから」


…だから今言える事はそれだけ。

私の力は本当に弱いものかもしれないけど


「月様…本当にありがとうございます…」


そう言って優しく微笑む柚月さんに
私はずっと傍にいてほしいと思った。