月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「ルナの身体を見て良いのは俺だけなんだよ。
お前は佐原の身体だけ見とけ」


「でも月様は若と入られるのは
本当に恥ずかしがられてますよ?
月様、私との方が恥ずかしくありませんよね?」


辻川さんにそんな聞き方をされれば
「えっと…それは、」と思わず言葉を詰まらせてしまう。


確かに大好きな響さんに身体を見られるより…と何となく考えてしまっていれば


「…ルナ、何で戸惑ってるの?
まさか啓と入りたい訳じゃないよね?」


響さんに恐ろしい程低い声で
嫉妬心丸出しな不機嫌な顔で聞かれ

「ち、違います…!」

と慌てて否定するけど

響さんの不機嫌さはおさまらないし…
辻川さんはなぜかこの状況で微笑んでいるし…


私はどうしようかと考えていれば
ふと…どこか動揺している柚月さんの顔が
目に入り…