月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「…お願いですから
お風呂は1人で入らせて下さい」

「何かあってからじゃ遅いでしょ?
本当に変な事はしないから」


…響さんは本当に心配性すぎる。

変な事をされなくても
身体を見られるというだけで恥ずかしいし

響さんとお風呂に入る方が
緊張しすぎて体調が悪くなりそう…。


そう思っていると


「若…月様を心配されるのは分かりますが
若と入られるのは緊張するのでは…?」


と、辻川さんが苦笑いしながら言ってくれて
少しホッとしたのも束の間…


「…あ、それなら月様、
よろしければ私が身体を流しましょうか?」


辻川さんは何かを思い付いた表情をすると
そんなとんでもない事を言ってきた。