月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「お前は本当にタイミング悪く入ってくるな。そんなに俺とルナの時間を邪魔したいのか」


「いえ、そんなつもりは…」


「それなら早く出て行け。
それと笑顔でルナと話すな」


「月様が笑顔で話して下さる以上は
私も笑顔を向けないと失礼じゃないですか。
…それに今日は、柚月がどうしても月様に謝りたいと言ってすぐ傍にいるんですが…」


襖で隠れていて私からは見えないけど
辻川さんは横を見ながら心配そうにしていて…


…柚月さん今そこにいるの?

私がびっくりしていれば
響さんは「…佐原が?」と言いながら
私の顔を見ると


「…ルナは大丈夫?」


響さんは少し戸惑いながらも
静かに聞いてきた。