月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



「…ルナは本当に恥ずかしがり屋だね。
すぐにドキドキして可愛い」


響さんはそんな私を正面から抱き締めて
落ち着かせるように背中を擦ってくれた。


私は響さんの胸に顔を埋めながら
顔の見えない今なら
ちゃんと言えるかなと思い…


「…響さん、大好き」


響さんの背中に手を回しながらそう言うと
私を撫でてくれていた背中の手が止まったのが
分かった。