「…俺と佐原と啓は
小学生の頃からの幼馴染みだった。
俺も啓も佐原の事が好きだったけど
…まだ会って2ヶ月くらいの間に
佐原は突然俺達の前から姿を消してね…
2年前くらいにやっと再会できた時、
佐原は俺と啓の記憶を失くしてたんだよ」
「…え?」
「佐原は幼い頃から俺を"響さん"なんて呼んでなかった。でも再会した時に記憶を失くしていた佐原に"響さん"ってよそよそしく敬語で呼ばれてね…。佐原を好きだった俺はかなりショックだったよ。でも今思えば…記憶を失くしてるんだからよそよそしくなるのも当然だからね」
「…」
「だからルナに初めて"響さん"って呼ばれた時、その様子が佐原と雰囲気が似てて…あの時の哀しい感情を思い出して動揺したのは本当だよ。佐原は昔から啓の事が好きで、記憶が戻った今も啓を愛してるから…佐原なりのけじめなのか、俺の事はずっと"響さん"のままだからね。まぁ…佐原に関しては記憶を失ってた事もあるし、もう幼馴染みとしてしか見てないからそれはいいんだけど、」
響さんはそう言うと
私から身体を少し離して顔を見つめると
「でも、まさかこんなに愛してるルナに最初から"旦那様"とか言われて名前すら呼ばれないし、やっと名前で呼んでくれたと思ったら
さん付けって…。しかも妻なのに、いつまでも敬語で話されるとなると…かなり複雑だよ。
俺はずっと呼び捨てで呼んでるのに…。
俺ばっか好きなのかなって思うよ」
かなり不機嫌そうな表情をされた。
小学生の頃からの幼馴染みだった。
俺も啓も佐原の事が好きだったけど
…まだ会って2ヶ月くらいの間に
佐原は突然俺達の前から姿を消してね…
2年前くらいにやっと再会できた時、
佐原は俺と啓の記憶を失くしてたんだよ」
「…え?」
「佐原は幼い頃から俺を"響さん"なんて呼んでなかった。でも再会した時に記憶を失くしていた佐原に"響さん"ってよそよそしく敬語で呼ばれてね…。佐原を好きだった俺はかなりショックだったよ。でも今思えば…記憶を失くしてるんだからよそよそしくなるのも当然だからね」
「…」
「だからルナに初めて"響さん"って呼ばれた時、その様子が佐原と雰囲気が似てて…あの時の哀しい感情を思い出して動揺したのは本当だよ。佐原は昔から啓の事が好きで、記憶が戻った今も啓を愛してるから…佐原なりのけじめなのか、俺の事はずっと"響さん"のままだからね。まぁ…佐原に関しては記憶を失ってた事もあるし、もう幼馴染みとしてしか見てないからそれはいいんだけど、」
響さんはそう言うと
私から身体を少し離して顔を見つめると
「でも、まさかこんなに愛してるルナに最初から"旦那様"とか言われて名前すら呼ばれないし、やっと名前で呼んでくれたと思ったら
さん付けって…。しかも妻なのに、いつまでも敬語で話されるとなると…かなり複雑だよ。
俺はずっと呼び捨てで呼んでるのに…。
俺ばっか好きなのかなって思うよ」
かなり不機嫌そうな表情をされた。



