月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

響さんの前だと、
自分の感情がどんどん乱れていく…。

私が何とか感情を鎮めようと
見つめられる視線から目を反らしていれば


「ルナ、手を退けて」


響さんは今度は私が覆っている口元の手を退かそうと掴んできて…


「…な、何をなさるんですか、」 


私が震えた声で聞けば


「いや…凄く可愛いからキスしようと思って」


響さんはそう言うと
私の口元の手を無理やり引き剥がして
顔を近付けてきた為

私はどんどん近付いてくる綺麗な響さんの顔にまた身体中が熱くなり、慌てて胸を押した。