月の雫 ~愛してくれる貴方へ~




それからどのくらい時間が経っただろうか。


響さんは私を絶対に離さないと言わんばかりに
かなり強い力で抱き締め続けている。


「…あの、響さん、」


私が声を出そうとすればまた腕に力が入り…


「ルナ、お願いだから
離れるとか言わないでよ…。
ルナが離れたら…本当に心がおかしくなる」


響さんは声を震わせており…
私が離れていく事に怯えているようだった。