月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「ルナ、大丈夫?」

響さんは私の手を握り締めながら
心配そうに私の顔を見ている。


…私、どうして寝てるんだっけ。

何で響さんはまた心配そうにしているの?


ぼーっとしながら思い出すように考えていれば


"響さん"
微笑みながら名前を呼んでいた
柚月さんの顔を思い出した。


「…あ、」


私は響さんを見て顔が強張り始め


"身代わりとして見て愛されているんですか?"


そしてまた
…お義父様の側近の男性達の言葉も思い出した。