月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

その言葉に若も反応したように柚月を見た。

「…ルナと何かあったのか」

若が静かに柚月に聞けば


「…月様が部屋で寝ている間に、
厨房から響さんに電話して報告してた時…
もしかしたらその時の私の様子を月様が
見られていたのかもしれない。
だって…月様が倒れたのは
厨房のすぐ近くの廊下だったし…
私と響さんが会話してる途中で倒れる音がしたから」


柚月は涙を流しながら


「…私、"響さん"って名前を呼んで敬語も外して会話をしてたから、月様…もしかしたら
誤解されたのかもしれない。
私と響さんの関係をショックに思われて
心に負担が掛かったからこんな事に…。
…私がうかつだった。本当にごめんなさい」


悲痛な声で謝っていた。