月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「…そうですか。
月様が無事なら良かったです」


月様の無事に安堵したと同時に…


今度は襖の近くにうつ向いて座る
柚月が気になり、傍に近付いて屈んだ。


「…柚月、大丈夫か?」

「…」

柚月はゆっくりと顔を上げると
泣きそうな顔になっていた。


「…柚月、どうしたんだよ」


俺が柚月の手を静かに握れば

「…私のせいで、月様がこんな事に、」

と、柚月はなぜか自分を責めていた。