「光さん、迎えに来ましたよ」
「別に迎えに来ることなかったのに」
「本当昨日はありがとうね、篠宮さん。おかげで光が少し明るくなって、部屋から出てきたの」
「うるさいな、母さん」
光は照れ臭そうにする。
「さて、行きましょう!」
「ああ」
「すみません光さん」
「どうした?」
「何を話せばいいのかわかりません」
「どうした急に?」
「そんなこと言わないでください、私にも心の準備があるんです」
「どんな準備だ」
「まあそれは置いといて、私光さんの趣味あんまり知らないんですよ」
「そうなのか?」
「はい、まず光さんの趣味を教えてくれませんか?」
「ああ、俺の趣味はSNSと、スマホゲームだな」
「現代人過ぎませんか!?」
「安心しろ、雅子の影響だ」
「どういう意味ですか」
「ああ、雅子がそういう趣味だから、俺も影響を受けたんだ」
「そうだったんですか」
「あ、もう着くぞ」
目の前には学校があった。



