「光さん今いいですか?」
凛子が聞く。
「篠宮さんか」
「うん、心配になって」
「そうか、悪いな、心配をかけて」
布団にくるまってゲームしながら答える。
「うん、本当だよ。末広君も心配してたよ」
「そうか」
「ねえちょっと外に出ない?」
「だめだ」
「なんでよ?」
「雅子はあああいっていたが、俺はお前のことを許せそうにはない。末広はまだわかる。親友だからな。だけどお前は雅子とは会ったことがなかった。それなのに雅子を除霊することに積極的だった。俺は雅子の遺言があったとしても、お前を許せない」
見知らぬ一般的な同じ学校の子とかだったらいい、でも、友達にはなれない。
「……でも! それとこれは関係ありません。外に出ましょう」
「そうじゃなくて、まるでその態度が俺を雅子から奪い取ろうという感じだったからだ。雅子帰ってきてくれよ」
「私は光さんが好きです、それで光さんと付き合いたい。それは事実です。でもこれは大峰さんの願いでもあるんです。このままでいいなんて思いません。頼みます。外に出てください」
「なら末広を連れてこい」
「もう! いうこと聞かないんですから。行きますよ」
「ちょっとやめろ!」
そして外に連れ出されてしまった。



