「ふふっ。本当に〜?嬉しい」
「嘘」
「え、嘘?」
「冗談だよ」
「冗談?え?冗談ってどっち?どっちが冗談?」
「さぁな」
「えー、教えてよっ。蓮く~ん」
そこはもうわりかし、かなりの重要ポイント。顔を上げて必死に蓮くんの体を揺する。そしたら大声で名前を呼ぶな!といつも通り怒られた。
そこからさっと起き上がって、私に背中を向けて、すっかりいつもの蓮くんの出来上がり。
そろそろ用意しないとね。と、私の愛しい彼は入学式の準備をするべくワイシャツに手を伸ばす。
うん。やっぱり私たちは何も変わらないや。これからも2人で変わらない愛を育んでいく。その距離が0センチになったって、ずーっとね。
【完】



