恋愛口喧嘩。



「ぶっ!!あっはははは!!」


…。


何、あたし変なこと言った?



ってか、どこにツボッてんの?


これって、真面目な話だよねえ?



「ちょ、光???」


「ぷっ...あ、ごめっ…あはは!」



えー。ちょっと待ってよ。


何でこんなに笑ってるわけ?


あたしはただ


『梧桐があたしのこと知っててさ、
 皆に言いふらしたりしたら
 あたし友達できないよねえ!?』


って言っただけですよ?


どこに笑いのツボがあるんですか?



怪訝な顔をしていたあたしに気づいたのか



光は徐々に落ち着きを取り戻し、


「ごめんごめんっ
 ってか、しぃ、そんな事で悩んでたの?」



そんな事って…


「そんな事じゃないんだよ!
 あたしに友達が出来なかったら
 どーすんのよ!」



ちょっと怒鳴り気味に言っちゃったあたし。



カフェにいた色んな人たちが

一斉にあたしを見る。


店員さんまでもが唖然としてる。