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じっくりと時間をかける、それ。丁寧で、乱暴で、やさしく、荒々しく、隅々まで暴かれていくような。
握っていたスウェットが、たっぷりと水分を含んだように濡れている。きゅっとくちびるを閉じているつもりでも、休む間もなく与えられる連鎖的な刺激に声が漏れてしまう。
「あ、っ、……はっ、ぅ」
……喉、乾いた。
水分が逃げて乾いてしまった口内。潤いを求めて無意識にもちいさく口を開けば、やわらかい感触に塞がれる。歯列を焦らすように舌先で撫でたあと、上顎をゆったりと舐めあげた。
顎に添えていた指先に角度をつけて、上向きに持ち上げられる。すこしの隙間から唾液をたらしこんだら、ちゅう、とくちびるの表面を啄んで離れていく。
「~っぅ、も、……お水、ほしい」
「、ふ。今あげたけど?」
「ちが、ぅ……っ、」
びくびくっと、腰をちいさく揺らすわたしに気づいているくせに、さっきから与えられるのは一定のラインを越えないような、焦らすようなゆるい刺激。
視界が、鈍いひかりて熔ける。潤んだ瞳ではうまく輪郭を捉えられなくて、手探りで確かめるしか方法はない。



