nonsense magic










「ん、……うま」

「あ、ありがとうございます……」


つい最近出会ったばかりの男のひとひとりと、初対面のひとがふたり、────なぜか、一緒に食卓を囲っている。


『あー、最悪。おまえらのせいで味噌汁冷めた。さいあく』

『うわ、うまそー……。これ手作り?』

『は、はい、そうです』

『……………腹へった。おれも食う』

『えー……じゃあおれもいただくー』

『図々しすぎね、おまえら』


……ということで(?)、四人でお昼ごはんを食べることになったということ。


最近あまりにもイレギュラーなことが起きるので、もう、あまり驚かくなってしまった。
……だんだんと慣れていく自分が、すこしこわい。


「お口にあったなら、よかったです」


幸い、作り置きをしておこうと多めに作っておいたので、ふたりの分は用意することかできたのだ。


「このおにぎり、絶妙な塩加減さいこー……って、なず、お前食いすぎな」

「ねおきだから。……あ、もうない、」



声色がとつぜん生気をなくすので、おもわず箸に手が伸びてしまう。自分の分のおにぎりをひとつ、なず(?)さんのお皿に移せば、……いーの?と掠れ声で尋ねられ、こくり、とちいさく頷いた。