「"フクロウは繊細な心の持ち主です、安心できる環境ではとても穏やかに佇んでいます、食事はおちょぼ口で上品に……"、……まって腹痛いむり笑いしぬ」
ふは、と勢いよく吹き出した桜玖さんは、スマホで検索ひたらしいフクロウの顔つきとなずなさんの顔を見比べながら、くすくすと小刻みに笑いを零している。
「あ〜ほんと、あやこは着眼点が違うわ、おもろすぎる。てか、なず、なんかご機嫌じゃん?実はおまえも気に入ってんの、フクロウ」
「しねば……」
ぼすっとなずなさんの隣に腰掛けた桜玖さんは、若干涙目のままなずなさんに寄りかかろうと体重を左に傾けて、……瞬間、強烈な肘打ちを食らっていた。
桜玖さんはそれをなんてことない様子で受け止めて、なずなさんの肩に頭をもたれかける。
すると、はあ、と面倒くさそうにため息をつき諦めたようにおとなしくなったなずなさん、そんな彼にゆるりと余裕な笑みを称える桜玖さん。
「あやこ〜……」
やっぱり仲良しなんだ……と、微笑ましい光景にほわりと和んでいれば、間延びした声に名前を呼ばれるので、顔を覗きこむ。



