三日間の休暇を終えたリュドヴィックは、書斎に向かってしまう。
明日、城に行く準備をしているそうだ。
少し顔色がよくなったことが嬉しいと思った。
リュドヴィックを送り出したディアンヌが、マリアと共にメリーティー男爵邸から持ってきたものを整理していた時だった。
「な、何か手伝うことはありますでしょうか?」
「あなたはたしか……ララ、だったかしら」
「……は、はい!」
「ララ、どうしたの? まあ何かあった?」
「いえ……」
マリアの表情が少しだけ曇ったような気がした。
またララも怯えているようにも見える。
(この子、いつもカトリーヌと一緒にいる侍女よね?)
アプリコットの髪をいつも三つ編みにしており、丸眼鏡をかけて小柄なララの肩は小さく震えているような気がした。
小さく扉が開いたような気がして視線を向けると、そこには珍しく機嫌がよさそうに笑うカトリーヌの姿があった。
カトリーヌは真っ赤な唇が歪むと、ララの顔がさらに青くなっていく。
ディアンヌはそのことに大きな違和感を感じていた。
そしてタイミングを見計らったようにカトリーヌが部屋の中に入ってくる。
「マリア、少し話があるのだけどいいかしら?」
「カトリーヌ、ここでは侍女として振る舞ってください」
「はぁい、マリアさん……こっちに来てくださぁい」
明日、城に行く準備をしているそうだ。
少し顔色がよくなったことが嬉しいと思った。
リュドヴィックを送り出したディアンヌが、マリアと共にメリーティー男爵邸から持ってきたものを整理していた時だった。
「な、何か手伝うことはありますでしょうか?」
「あなたはたしか……ララ、だったかしら」
「……は、はい!」
「ララ、どうしたの? まあ何かあった?」
「いえ……」
マリアの表情が少しだけ曇ったような気がした。
またララも怯えているようにも見える。
(この子、いつもカトリーヌと一緒にいる侍女よね?)
アプリコットの髪をいつも三つ編みにしており、丸眼鏡をかけて小柄なララの肩は小さく震えているような気がした。
小さく扉が開いたような気がして視線を向けると、そこには珍しく機嫌がよさそうに笑うカトリーヌの姿があった。
カトリーヌは真っ赤な唇が歪むと、ララの顔がさらに青くなっていく。
ディアンヌはそのことに大きな違和感を感じていた。
そしてタイミングを見計らったようにカトリーヌが部屋の中に入ってくる。
「マリア、少し話があるのだけどいいかしら?」
「カトリーヌ、ここでは侍女として振る舞ってください」
「はぁい、マリアさん……こっちに来てくださぁい」



