暫く畑を歩いていくと、目の前に色とりどりの花が咲いているのが見えた。
木でできたベンチは父の手作りだ。
ここは幼い頃からディアンヌのお気に入りの場所だった。
花のいい香りが、風と共に漂ってくる。
ディアンヌとリュドヴィックはベンチに腰掛ける。
そして改めてリュドヴィックにお礼を言った。
「リュドヴィック様、今回のこと本当にありがとうございます。メリーティー男爵家のことを考えてくださり、嬉しいです」
「いや……大したことはしていない」
「大したことありますっ! リュドヴィック様は素晴らしい方ですから」
するとリュドヴィックは珍しく照れているのか、ほんのりと頬が赤らんでいく。
「リュドヴィック様は色々なことを知っているんですね」
「……?」
ふと、ディアンヌはリュドヴィックについて知らないことがたくさんあることに気づく。
(わたしはリュドヴィック様やベルトルテ公爵家のことを何も知らないわ)
出会って間もないので当然といえば当然なのだが、ディアンヌはリュドヴィックのことを何も知らない。
気になったディアンヌは素直に問いかけてみることにした。
「リュドヴィック様は何が好きなのですか?」
「は…………?」
リュドヴィックは、わずかに目を見張りながらディアンヌに視線を送っている。
木でできたベンチは父の手作りだ。
ここは幼い頃からディアンヌのお気に入りの場所だった。
花のいい香りが、風と共に漂ってくる。
ディアンヌとリュドヴィックはベンチに腰掛ける。
そして改めてリュドヴィックにお礼を言った。
「リュドヴィック様、今回のこと本当にありがとうございます。メリーティー男爵家のことを考えてくださり、嬉しいです」
「いや……大したことはしていない」
「大したことありますっ! リュドヴィック様は素晴らしい方ですから」
するとリュドヴィックは珍しく照れているのか、ほんのりと頬が赤らんでいく。
「リュドヴィック様は色々なことを知っているんですね」
「……?」
ふと、ディアンヌはリュドヴィックについて知らないことがたくさんあることに気づく。
(わたしはリュドヴィック様やベルトルテ公爵家のことを何も知らないわ)
出会って間もないので当然といえば当然なのだが、ディアンヌはリュドヴィックのことを何も知らない。
気になったディアンヌは素直に問いかけてみることにした。
「リュドヴィック様は何が好きなのですか?」
「は…………?」
リュドヴィックは、わずかに目を見張りながらディアンヌに視線を送っている。



