そもそも忙しいリュドヴィックは城にいりびたり、メルトルテ公爵邸に帰っても書斎で仕事ばかりしている。
それでもカトリーヌは諦められずに、何度も何度もリュドヴィックにアピールしていた。
それなのにまだカトリーヌの魅力に気づいてくれないことに不満を持っていた。
(リュドヴィック様はわたくしに遠慮しているんだわ……なんて慎ましい方なのかしら。そんなところも素敵だけど)
自分が一番に彼の愛を獲得するのだと信じて疑わない。
事実、リュドヴィックの一番近くにいるのは、カトリーヌなのだから。
一応する必要もないと思ったが、万が一がないようにディアンヌに身の程をわからせてやった。
これでさっさと出ていくと思っていたのに、カトリーヌの予想は外れてしまう。
あっという間にディアンヌにすべてを奪われたのだ。
足に怪我を負って娼婦のような格好であらわれたディアンヌ。
そんな女がリュドヴィックの婚約者になるどころか、それを通り越して結婚してしまう。
それを聞いた時、カトリーヌは夢でも見ているのかと思った。
ディアンヌを社交界で一切見たことはない。
カトリーヌは侯爵家にディアンヌのことを調べるようにたのむと、まさか今まで社交界にすら出ることができなかった没落寸前の男爵令嬢であることがわかった。
それにディアンヌはリュドヴィックに対して馴れ馴れしく接していて、彼に好意を寄せている様子もない。
それでもカトリーヌは諦められずに、何度も何度もリュドヴィックにアピールしていた。
それなのにまだカトリーヌの魅力に気づいてくれないことに不満を持っていた。
(リュドヴィック様はわたくしに遠慮しているんだわ……なんて慎ましい方なのかしら。そんなところも素敵だけど)
自分が一番に彼の愛を獲得するのだと信じて疑わない。
事実、リュドヴィックの一番近くにいるのは、カトリーヌなのだから。
一応する必要もないと思ったが、万が一がないようにディアンヌに身の程をわからせてやった。
これでさっさと出ていくと思っていたのに、カトリーヌの予想は外れてしまう。
あっという間にディアンヌにすべてを奪われたのだ。
足に怪我を負って娼婦のような格好であらわれたディアンヌ。
そんな女がリュドヴィックの婚約者になるどころか、それを通り越して結婚してしまう。
それを聞いた時、カトリーヌは夢でも見ているのかと思った。
ディアンヌを社交界で一切見たことはない。
カトリーヌは侯爵家にディアンヌのことを調べるようにたのむと、まさか今まで社交界にすら出ることができなかった没落寸前の男爵令嬢であることがわかった。
それにディアンヌはリュドヴィックに対して馴れ馴れしく接していて、彼に好意を寄せている様子もない。



