目の前に彼が現れた瞬間似てると思った、自分にそっくりだと思った
同じ顔が目の前に現れてどうしたらいいか困惑するばかり、でもそうしてこんなにも似ているのだろう
疑問だけが膨れる中見つめ合ったままのあたしに問いかけたのは彼のほうだった
他の誰かの気配がしてやっと我に返ったあたしがいた