聖なる夜に




彼はなかなか返事をしない。


よく耳をすませると、彼は泣いているようだった。


「どうしたんだい?」


僕はもう1度声をかけた。


「サンタさん…」


やっと口を開いた男の子の声はか細くて、弱々しかった。