「ちょっと待ってよ!僕も連れて行ってよ!」 「僕についてくるってことは、この居心地のいい場所から離れるってことだよ?あたたかい暖炉もない。あたたかいスープも飲めない。トナカイ君の好きなアニメも観れない。それでもいいのかい?」 「かまわないよ。それに、僕がいなかったら誰がこのソリ引くのさ」 「ありがとう。トナカイ君」 その夜、僕たちはあたたかい暖炉のそばで、あたたかいスープを飲みながら、トナカイ君の好きなアニメを観た。