聖なる夜に




「ママはお仕事だよ」


仕事?今はもう明け方の4時だ。


「それよりサンタさん、やっぱり赤い格好して白いおひげなの?」


「そうだよ。よくみてごらん?サンタクロースみれる機会なんかそうそうないからね」


「そうかぁ。でも僕見えないんだ。僕、目が見えないんだ。だからママ一生懸命働いてるんだ。パパもいないから」


「…」


「ねぇサンタさん?サンタさんは僕たちの夢を叶えてくれるってほんとなの?」