僕は車庫から自慢のソリを出す。毎日毎日磨いているからホコリひとつない。 「さぁおいで、トナカイ君」 トナカイ君はソリを引っ張る準備を始める。 僕はもう一度部屋に戻ってプレゼントをつめこんだ袋をもって部屋をでた。とじまりも確認した。 「さぁ行こうか、トナカイ君」 トナカイはゆっくり走りだした。 シャンシャンと首もとの鈴をきれいにならす。この鈴もいつかの子供が枕元においていてくれたものだった。 そして今日も僕はボロボロの靴下。足の指先が冷たいや。