「はぁ…」 僕は大きなため息をついてしまった。 「どうしたんだい?サンタさん」 「見てくれよ、トナカイ君。」 そう言って僕はトナカイ君に、子供たちの欲しいものリストを見せた。 そう、僕はサンタクロース。毎年、クリスマスにみんなにプレゼントを届けるのが仕事なんだ。そして隣にいるのがトナカイ君。いつも僕の仕事を手伝ってくれる、いわば相棒ってやつさ。