ベランダ越しに花束を


光琉は笑みを見せた。
そして、光琉が次に発した言葉に、私は思わず声を上げた。

「じゃあさ、俺も一緒に行かせてよ」

「はっ!?」

「え、だめ?」

光琉がぽかんとした顔で言う。

いやいや、おつかいを一緒に行きたいとか、普通に考えておかしいでしょ。

でも私は何故か、「別にいいけど」と、OKを出してしまったのだった。