ベランダ越しに花束を



「はぁ?何嘘ついてんだよ、犯罪娘!」

私は肩を少し震わせた。

私を囲っていた女子たち以外の教室の子たちも、ひそひそと私に向けて何かを言っているのがきこえた。

「え、殴ったの?」
「痛そう」
「頭おかしいんじゃない?」
「しょうがないよ、親が殴って捕まってんだから」

日和をちらりと見ると、してやったりという顔をしていた。