ベランダ越しに花束を


あれから、1年が経った。

私は卒業せずに、もう1年、高校生をすることにした。

別に、嫌とかは思ってない。

寧ろ、留年したいと自分から希望した。

言った時は、先生もお母さんもびっくりしていた。

でも、「舞花が元気になってくれて、先生安心した」と言ってくれた。

そんなに先生が心配していたなんて知らなかった。

だって、たまたま担任になった、1年だけの関わりなのに。

少し嬉しかった。