私は光琉と星を見に行った道を懸命に思い出しながら花屋さんへ向かった。 カラオケ、喫茶店、遠くに見えるショッピングモール。 光琉が愛おしそうに眺めていた桜は、今は寂しそうにひっそりと木の枝を伸ばしていた。 光琉が車に引かれそうな私を引っ張って助けてくれた道。 また目から涙がこぼれ落ちた。 でも、今は人にどう見られてるとか関係ない。女子の笑い声が聞こえても、私を笑ってる訳無いって思えた。 昔の自分だったらこんなふうには思えないだろうな。 何故か嬉しくて小さく笑った。