ベランダ越しに花束を

私は読み終わった途端、崩れ落ちた。

嫌だ。光琉が死んだなんて認めない。認めたくない。

涙が溢れて止まらない。

光琉は最期の最後まで、人の心配して。

優しすぎるんだよ、

私は仰向けに寝転がり、天井を眺める。

光琉は、もうどこにもいない。

その実感を強く突き出されて、泣くしかなかった。

手紙をもう一度見て、ある言葉に目が行ってしまう。

私からの、一方的な片思いだと思ってた。

光琉だけ、好きって言ってずるいよ、

私だって、光琉のこと好きなのに。大好きなのに。