ベランダ越しに花束を

それに、1人で頑張って耐えてきたのは光琉の方だ。

いつ自分が死んでしまうのか。それも近いうちに。

そんな恐怖と戦いながら。

でも光琉は首を振って答える。

「負けずに学校に行ってたんだろ?もうそれで十分、舞花は強いよ」

光琉はそう言って微笑む。

毎日、退く足を無理やり前に動かして、いじめに耐えていた。

でも、それをやめてしまった。

それなのに強いと言っていいのだろうか。

私はまた俯いた。