ベランダ越しに花束を

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『光琉。光琉起きて』

誰かが俺を呼ぶ声がして目を開けた。

真っ白で眩しい光が目の隙間から入ってきて、視界がぼやける。

『光琉』

何処かで聞いたことがある優しい声が上から降ってきた。

俺はぱちぱちと瞬きをして、声が聞こえる方を向いた。

そして、俺はその信じられない光景を見て固まった。