ベランダ越しに花束を

今日は、光琉と居れる時間を長くしようと思い、洗濯はお母さんが仕事に行く頃に終わらせた。

如雨露に水を入れ、ベランダに向かう。

光琉からくれた花は、結構茎が伸びてきていた。

もうすぐ咲きそう。

花が咲いたら、光琉と一緒に見たいな。だから、早く咲きますように。

そう願いを込めて、花に水をやっていると、隣りからガラッと窓が開く音がした。

「舞花が先に居るの珍しいな」

光琉は目を丸くして言った。

私はこくんと頷く。