ベランダ越しに花束を

舞花と星を見に行った、あの日。

俺は姉ちゃんの墓参りをした。

墓地に来ると、やはり心がずーんと沈み、重たくなる。

俺は歩き出し、1つのお墓の前で足を止めた。

俺はさっき買った花束をそのお墓にお供えする。

そして手を合わせ、目をつぶる。

昔、俺が小5のときくらいに、姉ちゃんは病気で死んだ。

高二だった。

優しく笑う姉ちゃんの姿が頭に浮かび、胸が苦しくなる。

姉ちゃんが最後に残した言葉は、俺に向けた言葉だった。